
国家の機密を売り、過去の言葉を翻した男の末路 ― ケント元NCTC長官を葬った「四重の鉄槌」全記録
オールドメディアがトランプ政権を傷つけようとMAGA分断を煽る報道にお気を付けください。2026年3月17日、米国家対テロセンター(NCTC)長官のジョー・ケント氏が、トランプ政権のイラン軍事作戦に公然と反旗を翻して辞任した。しかし直後に、数か月前から機密漏洩の疑いで大統領ブリーフィングを剥奪されていた「既知のリーカー(情報漏洩者)」であったことが発覚し、FBIの捜査開始、トランプ大統領の痛烈な反撃、そしてトゥルシー・ギャバードDNI長官による徹底的な論破が次々と繰り出された。

ジョー・ケント氏は米陸軍特殊部隊(グリーンベレー)で20年間勤務し、イラク・シリアをはじめとする11の戦闘任務を経験した退役軍人です。 氏の妻シャノン氏は2019年にシリアでISISのテロ攻撃により命を落としており、ケント氏は「アメリカ・ファースト」を掲げてトランプ大統領の選挙活動を積極的に支援してきた人物でもあります。 こうした経歴を持つケント氏は、トランプ大統領の信頼を得てNCTC長官に任命されましたが、その実態は政権の期待を大きく裏切るものでした。

フォックス・ニュースの記者アイシャー・ハスニー氏が明かした政府高官の証言によれば、「ケントは既知のリーカー(情報漏洩者)であり、大統領の情報ブリーフィングから数か月前にすでに切り離されていた」とされています。 ホワイトハウスはDNIのトゥルシー・ギャバード氏に対し、ケント氏を解雇するよう事前に指示を出していましたが、ギャバード氏はその実行を遅らせており、今回の辞任はある意味で「予告されていた結末」でもありました。
さらに「ケント氏はイランに関する作戦計画や情報ブリーフィングには一切参加していなかった」という事実も明かされており、辞任声明で「イランは脅威ではなかった」と言い張ったケント氏には、そもそも最新の機密情報を把握する立場にすらなかったことになります。

2026年3月17日、ケント氏はSNS「X」上で公開した辞表において、「良心に従い、進行中のイランとの戦争を支持することができません。イランは米国にとって差し迫った脅威ではなく、この戦争はイスラエルとその強力なアメリカのロビーからの圧力によって始まったことは明らかです」と宣言しました。 さらに「イスラエルの高官と米国内の一部メディアが大統領のアメリカ・ファースト路線を根底から覆す偽情報キャンペーンを展開した」とも述べ、これをかつてのイラク戦争に引き込まれた際と同じ手口であると断じました。

しかしホワイトハウスは即座に反論しました。 報道官キャロライン・リーヴィット氏は「この書簡には多くの虚偽の主張が含まれている。特に『イランは我が国に差し迫った脅威を与えていなかった』という主張は、民主党と一部のリベラル系メディアが繰り返してきた根拠のない主張と完全に同一だ」と明言し、「大統領はイランが米国を先制攻撃しようとしていたことを示す強力で説得力ある証拠を保有していた」と断言しました。 辞表の「良心に従い」という表現は、政権内で広く嘲笑と怒りをもって迎えられました。

ケント氏の辞表が公開されると、国家情報長官トゥルシー・ギャバード氏は直ちにSNS「X」上で声明を発表し、ケント氏の主張をすべて真っ向から否定しました。 ギャバード氏は声明の中でこう述べています。「ドナルド・トランプ大統領はアメリカ国民に圧倒的に選ばれた大統領であり、最高司令長官である。最高司令長官として、何が差し迫った脅威であるかを判断し、部隊・国民・国家の安全と安保を守るために必要と判断した行動をとる責任を負っている。国家情報長官室は、大統領の意思決定に資する最高の情報を提供するため、すべての情報の調整・統合を支援する責任を担っている。大統領はすべての情報を精査したうえで、イランのテロリスト的イスラム主義政権が差し迫った脅威をもたらすと結論づけ、その結論に基づいて行動した。」

この声明はケント氏の主張の中核を完全に切り崩すものとなりました。 ギャバード氏は翌3月18日、上院情報委員会でも同様の立場を証言し、「大統領は私の機関が提供したデータに基づき、イランが差し迫った脅威であると判断した。大統領はアメリカ国民に選ばれた司令長官として、脅威を見定め、必要な行動を取る権限と責任を持っている」と改めて明言しました。 政府高官として機密情報全体を俯瞰する立場にあるギャバード氏のこの証言は、作戦計画や最新ブリーフィングにすら参加できていなかったケント氏の「見解」が、いかに根拠薄弱なものであるかを白日のもとに晒しました。

トランプ大統領の反撃は、言葉においても行動においても迅速かつ容赦のないものでした。 大統領はアイルランドのミホール・マーティン首相との会談中に記者からケント辞任について問われ、「私は彼が安全保障において非常に弱かったと常に思っていた。彼の声明を読んで、彼がいなくなったのは良いことだと気づいた。イランが脅威ではなかったと言う人間は、頭が良くないか機敏でない人間だ。そういう人間はいらない」と真っ向から切り捨てました。

しかし最も痛烈な反撃は、その夜のトゥルース・ソーシャルへの投稿でした。 大統領が世界に向けて拡散したのは、ケント氏が2020年1月8日に自らの「X」上に書いた投稿のスクリーンショットです。 そこにはこう書かれていました。「次の攻撃を待つべきではない。イランの弾道ミサイル能力を壊滅させ、イラクから我々の部隊を撤退させるべきだ。米軍に死傷者が出ていないのはイランの自制心のおかげではなく、わが軍と情報機関のプロフェッショナリズムの賜物だ。」
2026年の辞任声明で「イランは脅威ではなかった」と世界に訴えたケント氏自身が、わずか6年前に「イランの弾道ミサイル能力を即座に壊滅させろ」と大統領に直訴していたのです。 この矛盾はあまりにも明白であり、大統領がこの一枚のスクリーンショットを投稿した瞬間、ケント氏の主張の信頼性は完全に崩壊しました。 保守系活動家ローラ・ルーマー氏はトランプ大統領にそのスクリーンショットをシェアした人物の一人であると自ら宣言しており、「あの矛盾したツイートを大統領に届けたのは私だ」と述べています。

保守系メディアGPが徹底的に調査したケント氏のSNS投稿の履歴は、今回の辞任声明との矛盾に満ちていました。 2024年4月12日の投稿では「イランは攻撃態勢に入っており、バイデン政権がイラク・シリア・ヨルダンの小規模基地に兵士を残すことで、我々に大きなリスクをもたらしている」と自らイランの脅威を警告していました。
同年9月25日の投稿でも「イランは2020年1月のソレイマニ排除以来、ずっとトランプ氏を標的にしている。これは新しい脅威ではない」と述べています。
2022年の連邦議会選挙の際には「トランプ前大統領がイラン核合意を破棄したことは米国とイスラエルの安全保障にとって最善の決断だった」「私はイスラエルと連携してイランとその代理勢力ハマス・ヒズボラに対して最大限の圧力をかけることを支持する」とも明言していました。
2026年の辞表に書かれた「この戦争はイスラエルのロビーの圧力で始まった」という内容と、これらの自らの過去の言葉との矛盾はあまりにも鮮烈です。 任命された時点では「アメリカ・ファースト」の闘士を演じ、排除が決まると手のひらを返すように政権を批判し始めた行動は、政権内外から強い不信と憤りを呼んでいます。

ケント氏の辞任翌日、FBIが同氏の機密情報漏洩について正式捜査を行っていることが報じられました。 捜査の焦点となっているのは、ケント氏が元フォックス・ニュースキャスターのタッカー・カールソン氏、および少なくとも1人の別の保守系ポッドキャスターに対して、機密ブリーフィングの内容を提供した疑惑です。 ケント氏はすでに大統領の情報ブリーフィングから数か月前に排除されており、最新のイラン作戦の詳細を把握していなかった可能性が高い一方、それ以前に得た機密情報が外部に流れた疑いが持たれています。

デイリー・ワイヤーのメアリー・マーガレット・オロハン記者は独自の情報源からの証言として「ケント氏はイランに関する戦争計画にも関連ブリーフィングにも参加していなかったことは事実だ」と確認しています。 政権内の複数の筋はケント氏の辞任を「自ら望んで辞めたのではなく、もはや機能する立場になかった人間の逃走劇だ」と評しており、辞表の「良心に従い」という表現への怒りと嘲笑は一向に収まっていません。 FBIは現時点で正式なコメントを差し控えており、捜査の全容解明にはなお時間を要する見通しです。

辞任翌日の3月18日、ケント氏は辞任後初の公式発言の場として、自身への機密漏洩疑惑の「受け取り手」とされるタッカー・カールソン氏の番組を選びました。 放送されたインタビューは1時間40分以上に及ぶ長尺のもので、ケント氏はこの場でさらに踏み込んだ主張を展開しました。 保守系活動家チャーリー・カーク氏の暗殺事件について「イスラエル支持の寄付者からの圧力を受けていたカーク氏の死には、外国(イスラエル)との関連が疑われる要素があった。私が調査しようとしたがFBIと司法省に阻まれた」と、何ら証拠を示さないまま衝撃的な流行り(彼らの中で流行中)の陰謀論で吹聴しました。

国家機密へのアクセスを剥奪された後も不正に情報を漏洩させていた疑いのある人物が、今度は公開の電波上で根拠なき陰謀論を展開するという行為は、政権支持者たちの怒りをさらに深めています。 カールソン氏はケント氏の行動を「アメリカ・ファーストの殉教者」として演出しようとしましたが、FBIの捜査が進む中、その擁護の言葉は空虚に響くばかりです。
※尚、MAGA支持者(共和党員など)の分裂は全くありません。彼ら(タッカー・カールソン・キャンディスオーエン・MTG等)の主張は人気がありません。トランプ大統領を圧倒的に支持の姿勢です。

ケント氏の辞表が公開されると、共和党と保守陣営から怒りの声が相次ぎました。 下院軍事委員会のドン・ベーコン議員(共和党・ネブラスカ州)は「出て行って良かった。イランはこれまでに1,000人以上のアメリカ人を殺してきた。彼らのEFP地雷はイラク戦争で最も多くの米兵を死傷させた凶器だ。反ユダヤ主義は我が政府に存在してはならない悪だ」と言い放ちました。 共和党の重鎮ミッチ・マコネル上院議員も辞表に込められた反ユダヤ的表現を「言語道断」と切り捨て、リンゼー・グラハム上院議員は「ケント氏は根拠のない民主党の陰謀論主張を繰り返している」と非難しました。

下院議長マイク・ジョンソン氏も「私はすべてのブリーフィングを受けた。イランの核濃縮能力は地域内の誰も追いつけないペースで進んでおり、脅威は明白だった。もし大統領が行動を遅らせていれば、米国人・米軍人・周辺地域に大規模な被害が出ていたはずだ」と断言しています。 保守陣営が一丸となってケント氏を裏切り者・自己矛盾した不誠実な人物として厳しく断罪しているという構図は、今回の事件の本質を如実に物語っています。

ジョー・ケント氏が残したものは、「アメリカ・ファースト」の理念を掲げた高潔な辞任劇などではまったくありません。 数か月前から機密漏洩の疑いで大統領ブリーフィングを剥奪され、作戦計画にも関与できない状態のまま、最新情報を一切持たない立場から世界に向けて辞表を公開し、同盟国イスラエルへの露骨な敵意と根拠なき陰謀論を撒き散らしたのが事の真相です。 過去の自分の発言との矛盾はあまりにも明白であり、トランプ大統領が古いツイートのスクリーンショット一枚で信頼性を完全に粉砕したことは、大統領の判断の正確さを改めて証明しました。

DNIギャバード長官は「大統領はすべての情報を精査したうえでイランが差し迫った脅威であると判断し、行動した」と明確に述べており、トランプ大統領の決断の正当性は揺るぎません。 ケント氏はすでにFBIの捜査対象となっており、政府高官としてのキャリアはトランプ大統領の一投稿をもって終焉を迎えました。 トランプ大統領・ギャバードDNI長官・ジョンソン下院議長を筆頭とするトランプ政権と保守陣営の結束は固く、イランへの軍事作戦は引き続き着実に、そして断固たる意志をもって遂行されています。






